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『オートミールと胡麻のクッキー』
掲載:2015.03.24
子どもの頃、小説の中に出ていたオートミールのおかゆを母に作って貰ったことがあります。
その頃の私には美味しく感じられず、申し訳ないけれど途中で残してしまったのを覚えています。
でも、オーツ麦をつぶして作ったオートミールはとっても食物繊維が豊富。
さらにオールブランを加えて、胡麻をたっぷり入れてクッキーを作ったら、
とてもザックリとした美味しいクッキーになりますよ。^^
気温も上がってきて、バターを室温に戻したときの扱いもとても楽になってきました。
簡単に作れる『オートミールと胡麻のクッキー』です。
春の花を愛でながらのティータイムにいかが?
- 【作り方】
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- 1.
柔らかくしたバターにきび砂糖とはちみつ、塩を入れ、よく混ぜます。
- 2.
オールブランは丈夫なビニール袋などに入れ、めん棒などで軽く叩いて小さくします。
オートミールと細かめにしたオールブラン、白胡麻、黒胡麻を1.に入れます。
- 3.
ボウルの中が平均な生地になるようによく混ぜます。
- 4.
生クリームを加え、よく混ぜてボウルの中に押さえつけるようにして生地をまとめます。
ラップをして室温で15~20分ほど置き、なじませます。
- 5.
ホイルやオーブンペーパーの上に、小さめのスプーンで直径3センチくらいのかたまりにして、間隔を開けて置きます。
180℃に予熱したオーブンやオーブントースターで、180℃で8分ほど焼き、そのあと170℃で8分ほど焼きます。
- 6.
焼き上がったらホイルやオーブンペーパーごと網などで冷まします。
冷めたらできあがりです。
- 1.
- 【つくり方のコツ・ポイント】
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・バターは有塩バターでもかまいませんが、その際には塩を加えずに作ってください。
また、可能ならば全量有塩バターではなく、一部無塩バターを使うことをおすすめします。・オールブランがない場合は、その分をオートミールで置き換えても大丈夫ですが、成形はしづらくなりますので、生クリーム、もしくは乳脂肪分のある牛乳を大さじ1ほど加えてください。
・生クリームを加えたあと少し時間をおくのは、生クリームの水分をしっかりオートミールやオールブランに吸わせるためです。
・焼き上がりはとても柔らかいので、冷めてから保存してください。また、もしカーブを付けたりしたい場合には、まだ温かいうちにめん棒などの上に置いて形を付けてください。
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カップ印の大人気商品です。豊かな風味をもっているだけでなく、サラサラとした細かい粉末であることが特長で、おいしいだけでなく、料理やお菓子づくりに非常に扱いやすい点も好評のお砂糖です。
フルーツの食感や風味をそのまま味わう『ベリーの生ジャム』
掲載:2015.03.19
先日、スウェーデンのお料理を教えていただく機会がありました。
その時には、伝統的な家庭料理のミートボールを教えていただきましたが、
その付け合わせにはハーブを入れた甘酢につけたキュウリや
クリーミーに仕上げたたっぷりのマッシュポテトや、
それからリンゴンベリー(コケモモ)のジャムも。
その際に
「リンゴンベリーは生ジャムだとフレッシュな酸味や食感などが
味わえてとてもおいしいんですよ」とお聞きして、
作り方を伺うと生のコケモモを適当量のお砂糖と混ぜるだけなんだそうです。
自宅で色々な果物で生ジャムを作ってみたなかから、
冷凍も含め比較的簡単にいつでも手に入る『ベリーの生ジャム』を。
加熱せずに作るので日持ちがしませんが、
その分簡単に作れるので、使いたいときに使う分だけ作って
フルーツの自然な風味を味わってください。
最近流行りのジャースイーツのように仕立てて、瓶に詰めたヨーグルトの上に載せたり、
ゼラチンで固めた炭酸水をクラッシュして入れた上から載せたりしてもGOOD!
甘さを抑えた炭酸水ゼリーの弾ける食感とベリーもとてもマッチします。
(容器でゼリーを固めない場合は、ソース分は下に沈み、色が2層になります)
生ジャムならではの鮮やかな色で
おもてなしにもピッタリな一品になりますよ。
- 【作り方】
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- 1.
ブラックベリーは冷凍庫から出し、ザルなどに入れて
サッと流水で洗って水気を切り、
そのあとペーパータオルで挟んで軽く押さえ、水分をとっておきます。ブルーベリー、ラズベリーも同様にします。
- 2.
ベリー類がちょうど入るくらいの、あまり大きすぎない容器に入れ、
グラニュ糖と果糖を入れます。 - 3.
容器の蓋をしっかり閉め、中のグラニュ糖+果糖を全体にまぶし付けるように
まずは数回揺すります。 - 4.
容器を逆さにして同じように数回揺すります。
ラズベリーはこの時点で果汁がしみ出してきます。 - 5.
いちごなどの果皮の薄いものは1時間ほど経てば
果実から果汁が浸透圧で浸みだして食べられますが、
今回はブルーベリー(果皮が厚めの果実)を入れているので、
冷蔵庫で一晩おきました。
- 1.
- 【つくり方のコツ・ポイント】
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・果実は水分は極力拭き取りますが、潰さないように優しく扱ってください。
・今回はアイスにかけたりすることも考え、冷たくしても甘さを感じられるように一部を果糖にしてあります。
・砂糖の量は増減が可能ですが、最低限、果実にまぶし付けられるくらいの量はご使用ください。
・できあがったら数日中に使い切ってください。(砂糖を減らした場合は特に日持ちがしません)
・チャック付きのビニール袋でも作れますが、砂糖をまぶす際に果実を潰さないよう優しく扱ってください。
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果糖は、果物やハチミツなどに多く含まれる甘味料です。切れ味の良いすっきりさわやかな甘さで、梅酒などの果実酒から、お料理、お菓子作りにもお使いいただけます。低温時にはお砂糖の約1.5倍の甘さを得られるため、冷たい飲み物などには使用量が少ない分、カロリーを低減できます。常温以下であれば砂糖の使用量の2/3を目安にお好みに合わせてお使いください。
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結晶が白砂糖(上白糖)よりやや大きく、さらさらした感じの高純度のお砂糖です。クセがなく淡泊な甘味なので他の素材の風味をじゃますることなく引き立てます。コーヒーや紅茶に入れる甘味料として使われることが多いのも、素材の風味を引き立てる特長をもっているからです。お菓子づくりにも最も一般的に使用されているお砂糖です。
缶みかんとクリームチーズで作る『簡単フルーツピザ』
掲載:2015.02.28
最近、手のひらくらいのピザ生地が売っているのをご存知ですか?
大きめの餃子の皮くらいの大きさで、厚みは倍くらい。
この大きさがなかなか便利です。^^
大手のスーパーなどにも売っています。
そんな手のひらサイズのピザ生地を使って、フルーツを載せたピザを作りました。
缶みかんとクリームチーズは上からちょっとお砂糖をかけて焼くことで味が馴染むんです。
少しのお砂糖ですがあるとなしでは大違い。お砂糖パワー、不思議です。
- 【材料】
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《材料》 1枚分(10センチ程度の直径のもの)
市販の手のひらサイズピザ生地 1枚
汁気をよく切った缶みかん 10粒くらい
クリームチーズ 20g程度
バター 少量
グラニュ糖 小さじ1/3杯
- 【作り方】
- 【つくり方のコツ・ポイント】
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・一度軽く生地を焼いておくのは、水分の多いフルーツを上に置いて焼くと、生地に火の通りが悪くなるからです。
・もしお手元にハンディバーナーなどがあれば、グラニュ糖を炙り、カラメリゼするとさらに高級感と食感が楽しめます。その際にはかけるグラニュ糖を増やして下さい。
・温度調整ができるオーブントースターでは200℃前後をおすすめします。温度調整なしのオーブントースターでは、上火の効き具合で、ホイルをかぶせたりする工夫をしてください。
・フルーツは汁気をよく切って使ってください。
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結晶が白砂糖(上白糖)よりやや大きく、さらさらした感じの高純度のお砂糖です。クセがなく淡泊な甘味なので他の素材の風味をじゃますることなく引き立てます。コーヒーや紅茶に入れる甘味料として使われることが多いのも、素材の風味を引き立てる特長をもっているからです。お菓子づくりにも最も一般的に使用されているお砂糖です。
白ザラ糖で作る『じゃばら茶』
掲載:2015.02.15
じゃばら、という柑橘をご存知ですか?
和歌山県の北山村というところの特産品として有名ですが、
我が家の近隣の農家の方が育てたらしく、
たまたまの地元のJAの直売所で黄色く熟したじゃばらを見つけました。
じゃばらの味は「にがうま」と言われるのですが、
そのままでは日常的に摂りづらいので『じゃばら茶』にしてみました。
ゆず茶などはジャムのように煮て作る方法もあるようなのですが、
今回は加熱せず、凍らせる方法をとって作りました。
だから、白ザラ糖と漬け込んだあとは置いておくだけ。
次の日にはもう飲めちゃいそうです。
そこはぐっと我慢して、2~3日で飲めるようになります。
飲み方も、コップにきれいなスプーンで1杯分をとって、お湯を注ぐだけ。
じゃばらは花粉症の方にはおすすめな成分が含まれているとか。
おうちでゆったり過ごす…読書の時間のお供になんていかがでしょう。
- 【作り方】
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- 1.
じゃばらは丁寧に洗っておき、軽く包丁で切れ込みを入れて十文字に剥き、皮と中味に分けます。
(国産しか見たことがありませんが、もし輸入品の場合、皮はお湯を使って洗うことをおすすめします)
- 2.
皮はヘタのところをとってから、薄切りにします。
皮は薄いので、特に白いところを取り除いたりしなくても大丈夫です。
- 3.
皮はジッパー付きの袋などに入れ、冷凍庫で一度完全に凍らせます。
急速冷凍室などがある場合は、そちらに入れると時間が短縮できます。
- 4.
実の部分は種を取り除いたあと、細かく切ります。
器の中でキッチンばさみを使って行うと手軽に、かつ、汁をこぼさずに済みます。
- 5.
4.と凍らせた皮の部分、白ザラ糖を一度まんべんなく混ぜたあと、熱湯消毒をしてきれいにしたガラスびんに入れて、1日1~2回びんを揺すります。
2~3日でできあがり♪
- 1.
- 【つくり方のコツ・ポイント】
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・凍らせると、茹でたり煮込んだりするよりも手軽にできあがります。
・びんから取り出すときは清潔なスプーンでとりだしてください。
・ザラメなどでもできますが、色が暗めにできあがりますので、グラニュ糖や、氷砂糖、白ザラ糖、白砂糖くらいまでがおすすめです。
・お子さんにはじゃばらの酸っぱさなどにより、砂糖を増やしてもよいと思いますが、お砂糖を減らすと日持ちしなくなります。
・できあがったら冷蔵庫での保存をおすすめします。小さめのガラスびんに小分けしたり、沢山作ったら、すぐに使わない分をジッパー付きの袋に小分けして保存してもいいですね。
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梅・果実酒用につくられた、大きな結晶のお砂糖です。その粒は氷砂糖より小さく、目ではっきり確認できる程の大きさで、平たい直方体になっています。砂糖としての純度が極めて高く、ある程度の高温までなら透明さを保つ事から、お菓子の原料によく使用されます。
『簡単甘辛あられ』
掲載:2015.01.30
最近の切り餅は個包装になったものが多いですね。
最後数個になって、外袋から出しておいて、1個だけ食べ忘れていてあとから見つけるなんてことも。
1個だと中途半端だし~と思ったときには「あられ」を作りませんか?
材料は切り餅と揚げ油と砂糖としょうゆだけ。
今回はほんのり甘辛にするのでフロストシュガースタンドパックを使います。(^^)
- 【作り方】
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- 1.
切り餅は厚みを半分にし、縦に細切りにしてから4~5mmほどの大きさに切ります。
- 2.
切った餅は、バットなどに広げて風通しのよいところで1週間くらいしっかり乾燥させます。
- 3.
鍋に揚げ油を入れ、低めの温度(160℃くらい)になったら少しずつ乾燥させた3.を入れます。
くっついてしまわないように膨らんでいるときは菜箸などで離すようにします。
- 4.
餅を加えるときには寄せて場所を作ってから入れます。
膨らまないようになるまでゆっくり揚げ、ペーパーで油を切ります。
※写真は22センチくらいの直径のフライパンに1センチくらいの深さで揚げ油を入れています。ちょうど切り餅1枚分を1回で揚げることができました。
- 5.
ボウルに油を切ってすぐの揚げ餅を入れ、フロストシュガースタンドパックとしょうゆを振りかけます。
菜箸で切るように混ぜ、まぶし付けます。
出来たてを食べてしまうならこのままでできあがりです。
- 6.
食べるのが次の日以降になるときには、オーブンシートなどの上に広げて、オーブントースターなどで、100℃くらいの温度で3~4分ほど乾燥焼きします。
粗熱が取れてから密閉できる容器などに乾燥剤と一緒に入れておきます。
- 1.
- 【つくり方のコツ・ポイント】
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・乾燥をしっかりさせることで、サクッと美味しいあられになります。
・乾燥焼きの際に砂糖が溶けてくることがありますが、カラメルになっていなければ冷めるとサクッとした食感に戻ります。
・揚げ油は新しくおろしたものを使ってください。前回揚げた食品の匂いが付いてしまいます。
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フロストシュガースタンドパック (300g) 販売価格:260円(税込)
フロストシュガースタンドパックは、冷たい水にもサッと溶け、ソフトな甘さのお砂糖です。ヨーグルトやアイスコーヒーなどの冷たい飲み物にお使いいただける他、空気を含んだ顆粒ですので生クリーム、メレンゲ、スポンジ生地の泡立てなどのお菓子づくりにもおすすめです。