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オレンジピール
掲載:2014.02.19
無農薬の八朔を頂いたのでオレンジピールを作りました。
オレンジピールはオレンジの皮だけではなく、
オレンジと同じくらいの皮の厚みがある柑橘類なら何でも作れます。
手間がかかるイメージのオレンジピールですが、
今回は2時間くらいで作れるレシピをご紹介しますね。
材料もお好みの柑橘類とグラニュ糖の2つだけですよ。
今回のポイントは・・・おろし金で表面の皮を取り除く・・・事です。
表面を薄く削ることでワックスも取れ、苦味を軽減して味が良くなり、
ある程度の小さな傷やソバカスが取り除けるので仕上がりの見栄えも良くなります。
そのまま食べても美味しいオレンジピールですが、
チョコでコーティングして「オランジェット」にしても美味しいですし、
沢山作って冷凍保存しておけばお菓子やパン作りに重宝しますよ。
お好みの柑橘類で作ってみてくださいね。
今回はグラニュ糖を使って作っています。
グラニュ糖を使うと素材の風味をそのままに、すっきりとした甘さに仕上がります。
オレンジピールを作る際にはグラニュ糖がおススメです。
- 【材料】
-
お好みの柑橘類(今回は八朔を使用)
柑橘類の茹でた後の皮の重さと同量のグラニュ糖塩(皮を洗う用) 適量
グラニュ糖(仕上げ用) 適量
- 【作り方】
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- 1.
柑橘類の表面を塩で擦り水洗いして汚れを落とす。
おろし金で皮の表面のツヤツヤした部分を削る感じで軽くおろす。 - 2.
上下のヘタを切り落とし、6等分にカットして実と皮を外す。
- 3.
皮の上下をカットし、1cm幅にカットする。
- 4.
鍋に皮を入れ、たっぷりの水を注いで中火で沸騰させる。
沸騰したらすぐにザルにあげる。 - 5.
再度、鍋に皮を入れ、たっぷりの水を注いで中火にかける。
たまに箸で混ぜながら沸騰したらそのまま10分煮てザルにあげる。 - 6.
ザルに上げた皮の重さを量り、同量のグラニュ糖と鍋に入れ、中火にかける。
- 7.
皮とグラニュ糖がとけてシロップ状になるので、木ベラなどで優しく混ぜながら焦がさないように煮詰める。
写真のようにシロップがほとんどなくなってきたら火を止める。 - 8.
オーブンシートに煮詰めた皮を並べ、500wのレンジで1~2分くらい加熱して乾燥させる。
最初にレンジに1分かけて様子を見て、もう1分過熱する際はシートの上下を変えてかける。※レンジにかけても多少はベタつきますが、仕上げにグラニュ糖をまぶすのでベタついてても大丈夫です。
- 9.
ボウルにグラニュ糖を入れて、粗熱を取ったピールにまぶす。
ベタつきを取る為にグラニュ糖をまぶすので、しっかりまぶして、しっかり落とす。
- 1.
- 【つくり方のコツ・ポイント】
-
皮をおろし金でおろし過ぎないこと。
レンジにかけても多少はベタつきますが、仕上げにグラニュ糖をまぶすのでベタついてても大丈夫です。
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結晶が白砂糖(上白糖)よりやや大きく、さらさらした感じの高純度のお砂糖です。クセがなく淡泊な甘味なので他の素材の風味をじゃますることなく引き立てます。コーヒーや紅茶に入れる甘味料として使われることが多いのも、素材の風味を引き立てる特長をもっているからです。お菓子づくりにも最も一般的に使用されているお砂糖です。