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ゆっくり作るりんごのジュレ
掲載:2013.12.13
秋になると果物コーナーにはりんごがちらほらお目見え。
そうすると、あまずっぱ~い香りも思い出して、りんごパイやジャムを作りたくなってきます。
ところが、子どもの頃はよく見かけていた、酸味の強い紅玉りんごは最近あまり見かけなくなりました。
購入するにはどうも直接紅玉を作っている農家さんに注文するケースが多いようですが、単位が数kg~と大がかりになってしまいます。
そこで、普通に売っている赤くないりんごに白ザラ糖とレモン汁を加えて、りんごのジュレを作りました。
(紅玉だとピンクでかわいく出来上がります)
甘くないクリームチーズを塗ったクラッカーの上に載せると
りんごの発泡ジュース(シードル)にもピッタリ。
りんごの風味もたっぷりなので、
紅茶にお砂糖の代わりに加えればスイートアップルティーに。
いろいろな楽しみ方がありますよ。
- 【作り方】
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- 1.
- 2.
- 3.
だんだん表面がピンクになってきます。平均に加熱されるよう上下を返したりしながら、亀裂が入って割れてきて崩れてもそのままじっくり加熱します。
- 4.
- 5.
鍋やボウルの上に置いたザルや網などの上に、不織布などのキッチンペーパーやさらしなどを敷き、そこに4.をすくって全て乗せ、一晩かけてじっくりと濾過して液体を漉しとります。(上にはラップなどをかけ、ホコリなどが入らないようにします)
- 6.
ホーローなどの鍋に5.の漉しとった液を入れ、白ザラの1/3位を入れ、弱火にかけて溶かし、また濃縮し、さらに白ザラ糖をあと2回に分けて入れて混ぜながら溶かします。
- 7.
かき混ぜているへらなどのしずくがゆっくりと落ちるようになり、コップの水の中に落とすとある程度形を保ちながらコップの底まで落ちていくようになったら一気にレモン汁を加え、火を止めます。
- 8.
少し熱が冷めたら、熱湯消毒した容器に入れ、蓋をしてさらに粗熱を取ってから冷蔵庫に。
冷やすとぷるんと固まってきます。
- 【つくり方のコツ・ポイント】
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・りんごの種類によって甘さ(糖度)が違うので、白ザラ糖の量は調整してもよいですが、あまり減らしてしまうと長く保存ができません。
・赤いりんごはりんごの皮の色が出ますので、ピンク色っぽくなります。
・レモン汁などを入れた後長く加熱してしまうとペクチンが働かなくなることがあります。一晩冷蔵庫に入れて冷えても固まらない場合は、ほんの少しペクチンを加えるのも手です。(製菓材料店などで入手できます)
・お砂糖は精製度が高い物の方が濁らずきれいにできます。また、煮汁を漉すときに押したりして絞ると濁るもとになります。一晩経つとほとんど絞り切れていると考えてもいいかと思います。
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梅・果実酒用につくられた、大きな結晶のお砂糖です。その粒は氷砂糖より小さく、目ではっきり確認できる程の大きさで、平たい直方体になっています。砂糖としての純度が極めて高く、ある程度の高温までなら透明さを保つ事から、お菓子の原料によく使用されます。