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べっこうあめ、ドロップ、カラメル…お砂糖大変身!
2009.11.26 木曜日
みなさんは普段、「飴」をなめますか?私は、子どものころ、母がよくつくってくれた「べっこうあめ」が大好きなんです♪この「べっこうあめ」も、お砂糖そのものが変身したものなんですよね。
他にも、「ドロップ」や「カラメル」なども、名前はちがうけどすべてお砂糖!いったい、どういうことなのでしょう?
お砂糖は、熱を加えることでさまざまな形に変化する、お砂糖ならではの性質を持っています。これによって、見た目や形状がまったく違う、さまざまな食品が生まれているのです!
そんなわけで今回は、変化するお砂糖の、温度別の特徴と名称をご紹介します(*^-^*)b
◆103~105度まで熱したお砂糖=シラップ(シロップ)
無色透明の濃厚な液状。アイスコーヒーなど、冷たい飲み物に入れる「シロップ」です。
◆107~115度まで熱したお砂糖=フォンダン
細かく泡立ち、少し冷めるとわずかに糸を引きます。
◆140度まで熱したお砂糖=タフィー
直系5~15ミリメートルほどの粘り気ある泡が立ちます。冷めると粗い結晶になり、キャンディーなどに用いられます。
◆145度まで熱したお砂糖=ドロップ
粘りのある細かい泡が出て、やや色がつきます。冷めて固まるにつれてもろくなり、やがてガラス状に。
◆165度まで熱したお砂糖=べっこうあめ
粘りの細かい泡が出て、薄い黄色に変わります。冷めると、硬いアメ状に変化。
◆165~180度まで熱したお砂糖=カラメルソース
茶褐色で香ばしい風味。よくカスタードプリンなどにかけられます。
◆190度まで熱したお砂糖=カラメル
褐色で、香ばしい風味と粘度があるのが特徴。ソースやしょうゆ、コーラなど、さまざまな食品の着色剤として使われています。
いかがですか(*^0^*)?
同じお砂糖でも温度が違うだけで、全然違う!面白いですね~。
ちなみに、プレミアムきび砂糖でべっこう飴にトライしてみましたが、砂糖菓子みたいになりました(笑)なぜ!?うまくできるように練習しなきゃ…(^^;)
ともあれ、べっこう飴もどきは息子とおいしくいただきました♪この深い甘み、クセになる~♪
みなさんもぜひ、いろいろなお砂糖で「べっこうあめづくり」にチャレンジしてみてくださいね♪
もちろん、小さなお子様と一緒につくる場合は、火の扱いにご注意ください!かなり熱いですよ…!